ワタシハアナタノコトガスキダカラ

あの晩、君に出会った。 そしてあの言葉を僕にくれた… あれはよく澄んだ空気が 包み込む冬の夜だった。 いつものように住み慣れた 人混みへと辿り着きいつの間にやら 川沿いの裏路地へと歩を進めていた。 柔らかな明かりと香ばしい香りに誘われ まだ知らないその扉を開けてしまった。 そこに立つ彼は 静かに佇む僕にこう囁いた… 「Youもso!Meもso!」 …未来言語、僕は瞬時に悟った。 そう、生まれ落ちて20数年間 未だかつて聞いたことのない言葉。 僕自身、天地がひっくり返っても 決して辿り着く ことのないイマジネーションと インスピレーション。 彼の言霊は僕の「常識」を軽々と 飛び越えていく、その感覚をあの瞬間 鮮明に感じ取ることが出来た。 同時に君の言葉に力強く 応えたいと心底思った。 しかし僕には相応しい 返答が見つからなかった。 その時君は憂いを含んだ瞳で 訴えかけてきたんだ 「考えるな、感じるんだ」 僕には確かにそう聞こえた。 君の言葉に身を預け 感性を研ぎ澄ましていくと 脳裏に一つの答えがゆっくりと しかし確実にはっきりと 浮かび上がってきた。 そして次の瞬間、決意と共に 口から溢れ出るものがあった。 僕もこの言葉であえて返そう 「Youもso!Meもso!」                                                 という過程を経てなんだかんだで 直樹さんと僕は未来言語を 共通言語とする唯一無二の 存在となりました。 そんな僕から 言えることはただ一つ 「happy berth day 直樹!!」 タクヤ❤️